リトミック教材 心を育むためのツールです
教本・教具など指導ツール類には、わが国における半世紀にもおよぶリトミック研究の成果が盛り込まれています。子どもたちの精神的、肉体的発達を十分に考慮したカリキュラムのもとで研究され、子どもたちの声を反映させて開発された指導ツール類は、現在も、時代に合わせた改定・改良が重ねられています。

2016年新教材! STEP 1 1歳児
音楽の中で表現したことや、これからするであろう事柄を、自分のイメージをもてるようにするために、色ぬりをしたり、貼り絵や折り紙をお母さまといっしょに楽しみます。
絵本を完成させ、お母さまとものがたりを創っていきましょう。1歳児に合った音量で、いろいろな音を経験し、リズム遊びの刺激で感性を育み、脳の発達を促します。

STEP 2 2歳児
音楽の中で表現したことや、これからするであろう事柄を、未完成の絵に間○や△□のシールを貼り、絵を完成させることで、自己表現のイメージ作りをします。
手、指の小さな運動を通して、感覚的に吸収する力を育み、語らいの拡張や、数の概念を形成していきます。
言葉のリズムの関係を理解し、自由なリズム表現をします。

STEP 3 3歳児
リトミックの活動に出てくる事柄を絵本で確認し、よりイメージを膨らませていきます。
絵本には、言葉も音符もなにもありません。もちろん、キャラクターなどで子どもの気をひくようなことはしません。自由な発想を育てることを重点においています。
いろいろな形を描くことで、手や指の感覚を敏感にし、表現の巾を広げていきます。
言葉のリズムを打ったりステップしたりしながら、語らいを拡張し、音楽リズムの導入を図ります。
今まで身体で覚えてきたことが自然に音符の導入につながります。
1から10を数えたり貼ったりし、数の概念形成をしていきます。

STEP 4 4歳児
線、○、数字、ひらがな文字を少しずつ書くことを始めます。
音の高低を認識し、表現したことを五線に表す導入をしていきます。
表現したリズムを、線や文字、音符で表していきます。
音高を伴ったリズムを右手と左手で表現することで、指や腕、身体のバランス感覚を育みます。

STEP 5 5歳児
ドからソの五音を徹底してうたい、音高の基礎固めをしたり、リズムフレーズを打ったり表現したりします。
活動する歌の楽譜を完成させ、自分の書いた楽譜を見てうたいながら表現していきます。
リズムカードを使い、拍子と音符の時価を認識していきます。